はじまりの磯遊び
水族館に行って「ああ、自宅にも水槽があったら素敵だな。綺麗な魚が優雅に泳いで、サンゴが沢山あって、まるで南国の海の中みたいなのが」って思ったことありませんか?
恐らく、そんな気持ちからショップに行って魚などの生体と水槽などの機材を揃えてスタートするアクアリストの方が大多数なのではないでしょうか。
しかし私の場合は全く違いました。
スタートは磯遊び。
そう、海に行って磯でカニやらなんやら捕まえる、アレです。
子供が小さい頃に他のご家族と一緒に磯遊びに行き、その魅力に完全にハマッてしまったのです。大人が。
一度目の磯遊びのときは、採った生き物は持ち帰りませんでした。ところが友人家族は持ち帰ったのです。そして一足先に水槽を購入。
そうなるとこちらもスタートせずにはいられず、次の回の磯遊びで生き物持ち帰りを決行!
大量のカニとヤドカリ、名前も知らない大きな貝、ウニをいくつかを、ホームセンターで買った水槽に入れてみました。その時は海の水もポリタンクにいっぱい入れてきたので、その水を使いました。
するとどうでしょう。瞬く間に海水が濁ったのです。
あれ?どうしたんだろう。
実はその時はまだ、人口海水も他の機材のことも、ほとんど知りませんでした。
魚がいないのが寂しいので、とりあえず近所のショップで「最初に入れるなら何の魚がいいですか?」と質問し、ルリスズメダイという青い魚を3匹購入しました。
他に何が必要なのかも聞き、最低限必要といわれた機材をなるべくお金をかけずに買い帰宅。
すると!水はまた濁っていました。水、取り替えたばかりなのに。持ってきた海水は一回水換えをしたらだいぶ減っていたのです。
とりあえずショップの人に言われたとおりに人口海水を分量どおりに作り、また水換え。
買ってきた魚も水槽に投入。何か様子が変でしたが、しばらくすると普通に泳ぎ始めたのでOK。
ところがしばらく水槽を観察していると、今度はカニが産卵を始めたじゃありませんか!
大興奮!!!!
つづく。。。