産卵・水の濁りから考えられること
https://ameblo.jp/uzumakiyakko/entry-12311007316.html
カニの産卵に興奮して見ていたら、その卵を魚がカニが産んだ側からドンドン食べてしまいます。
ああ、だからあんなに大量に卵を産むのね。なんか納得。本当に残るのは少ないんだろうなぁ。
種の保存の神秘を目の当たりにしたような気分で、感慨深くもありましたが、相変わらず海水がすぐに濁るのはとまりません。
さてどうしたもんか。
実際の海や水族館ってどうなんだろう。考えてみたらこんな狭い水槽の中に、ここまで多くの生物が集まって暮らしてるって…水の量に対しての生物の量が多すぎるんじゃないの
超過密空間で、生きている環境はどんどん悪化(水が濁る)していくから、種を保存しなきゃって産卵してるのかもしれない…
どう考えても数の多いカニとヤドカリ、そして大きい貝(巻貝の一種のようで大きくて綺麗なのだけれど、いろんなものをなぎ倒しながら移動する)を水槽から出す決断をしました。
だからといって命あるものを、少しの間だけでも飼っていたといえるものを、そこらへんに捨てるわけにもいきません
そこで、家から一番近い海まで、車に生体を積んで移動。海に放してやることにしました。
酸欠にならないように、「酸素の出る石」をホームセンターで買ってきて、なんとか生きたまま海に帰してやることに成功
とりあえず生体の数は減らしました。
しかし、この時点で私たちの海水魚飼育に関する知識は、もうほぼ皆無といってもいいくらい超低レベルでした。
まず、人口海水の作り方からして、まったく基礎を押さえていなかったのです。
それは先にはじめた友人が、実は全く人口海水を作らないで魚を飼っていたことにも関係があります。
友人は職場への通勤に車を使っています。その車にポリタンクを積んでいて頻繁に漁港に行き、海水を汲んで帰り、それを使っていました。
暗い中で海水をポリタンクに入れる不審な人物として、警察に職務質問を受けたこともある、と自慢していました。
海水は魚を飼う環境としては最高です。なにも調整しなくても、生育環境の整った水なのですから。しかし海辺に近いところを通勤して海の水を汲んで帰れる人ばかりではありません。
そういう人は人口海水を作って使うしかないのです。でも状態のいい水で、きちんと比重を計測して作らないと、生育に適した水にはならないのが人口海水です。これ、実は結構勉強してから理解できたことでした。
今思い出しても、初期の間違いだらけ加減は酷いものでした。
つづく
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